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博士の異常な愛情 [映画]

(1964米)冷戦期の核戦争ブラックコメディー。
米軍の基地司令官が勝手にソ連への核攻撃を命令した。
爆撃機が向かった。
その基地の副官は大反対だった。

ペンタゴンで、会議が行われ、大統領をはじめ偉いさんが居並ぶ。

この作品は、ピーター・セラーズが、大統領と副官と博士と
1人3役をこなしている。

同じ1964年に同じ米ソ核戦争をテーマにした『未知への飛行』は緊迫感と現実感で押しているが、この作品はコメディーとなっている。

もう一度観たい作品ですね。





----以下ネタバレ

博士は全面核戦争になろうが、地下1000mで選ばれた10万人が生き残ればよいとしている。
そこから人口増加させて繁栄させるため、男1女10人の社会を提案している。
それを避けるのではなく、博士が積極的に望んでいるのに笑えませんでしたね。

大日本帝国でも、「たとえ焦土となっても・・・」と勇ましい言葉を口にする者がいたが、
自分は生き残る側を想定していたのでしょう。

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