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翔ぶが如く (2-3) 苦難の大変革・廃藩置県

(1990日)明治4年1月3日に西郷らは上京する。
ドラマではこの時点で兵3000名が上京したかに簡略化しているが、
2月に御親兵の創設が決められ、一旦鹿児島に戻って、
4月に東京市ヶ谷旧尾張藩邸に駐屯する。
ドラマでは旧旗本宅で家主の兄が彰義隊で中村半次郎に殺される。
『西郷どん』では少年時代に西郷に助けられ、御礼に野菜を届けている。

薩摩藩とすれば3000の兵の給料が新政府から出ることと
兵に役割を与えられることで久光とすれば喜ばしいことだった。

が、薩長土の御親兵という武力を背景に6月25日から人事が改められたようだ。

右大臣 三条実美
大納言 岩倉具視
参議 木戸孝允 西郷隆盛
大蔵卿 大久保利通 
大蔵大輔 大熊重信
兵部小輔 山縣有朋

廃藩置県前の政府の陣容だった。兵部卿兵部大輔が欠員で山縣がトップ。

有栖川宮熾仁親王 が兵部卿を6月25日に免官となり福岡藩知事となっている。
廃藩置県の7月14日に山縣が兵部大輔となる。


その前の7月9日の秘密会議が木戸邸であり、
↓写真の背中は山縣だが、さらに大山巌と井上馨がいるようだ。

14日に武力を背景として天皇権威の勅令で断行する。
が、藩の借金は新政府が持ち、華族で藩収入の1割が与えられたこともあり、
異論なくスムースに進められたようだ。

が、廃藩置県を知った薩摩の国父島津久光は、
夏の花火を楽しまず、大山格之助と海江田信義に怒りを記録させていた。


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NHKオンデマンド 大河ドラマ 翔ぶが如く 第2部第3回 苦難の大変革・廃藩置県
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