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【無料】大河ドラマ「西郷どん」最終回直前スペシャル 「西郷どんと鈴木亮平の500日」

(2018日)

西郷隆盛を「フィクション」として鈴木亮平さんが演じられた。

『翔ぶが如く』からの出演者も多く、当然に参考とされたそうだが、
『西郷どん』は意図的に史実から離れようともしていた。

慶喜がヒー様で、愛人が薩摩出身でかつて西郷が助けようとした娘だったなど、
飛んでいたが、町火消「を組」の新門辰五郎の娘のお芳との話なら、
『翔ぶが如く』『徳川慶喜』で登場して有名でもあるので、避けたのでしょう。

主役なので無理して良い人物に仕立てることになったのでしょう。
熱い人情溢れる好人物を演じられていた。

実際は、少年期に斬られて刀を使えなくなった負の感情が基底にあり、
西郷を「陽」の人物としていたが、それは下野後であって、
それまでは表向き「陽」だが「陰」の人物だったと思います。

鈴木さんは、ヒー様を助けるために人をはじめて殺める役に悩まれたそうですが、
全くの善人がやむを得ず人を殺めた西郷の変化というのはフィクションであり、
理解しがたい西郷さんを好きになれず、史実を離れた虚像をリアルに演じなければならなかったのでしょう。

演技そのものは、薩摩言葉のアクセントに苦戦される。
セリフは1日で入るが方言と芝居の片方だけに気を取られてもいけない。


島の生活は、大島と沖永良部島の4年半を20日で撮影するので、
頭をセットするのが大変だったようだ。順撮りして欲しかったとのことでした。
渡辺謙さんに相談し負の感情も全て役にのせるとのアドバイスだった。


大久保を演じた瑛太さんは富国強兵を目指し、
西郷の後ろで負荷がかかっていたのが爆発したと西郷下野前の廟議のシーンを語られた。鈴木さんは戊辰で死んだ者たちへの責任を語られる。
そして、根底にある優しさは捨てられなかったからこそ一蔵に任せて薩摩へ帰った。
とされた。

私は、西郷さんが再度政府を倒すという野望はなかったと思いますね。
鹿児島に残ろうとした大山巌を政府に必要な人材だとして追い返している。
また、良好な明治天皇との関係もあり、最期は遥拝して介錯された。
下野後は、「根底にある優しさ」を捨てず、余生を送りたかったと思いますね。

武士だけの利益を考えた時期もあったのでしょうが、「敬天愛人」となった。


私が見た順番だからではないですが、
西郷隆盛の勉強するなら、まず『西郷どん』から勧めますね。
「陽」で描いた「フィクション」でまず熱くなり、家族愛や同志愛に感動することが、
人間の持つ功罪に向き合う時、冷静になれるのだと思います。





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