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山内昌之 ウクライナの宗教と民族の歴史 [講義等]

(2014日)


山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授


(1)四大宗派併存の歴史と背景
(2)ギリシア・カトリック信仰と民族文化


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10mTV 山内昌之 ウクライナの宗教と民族の歴史


5年ほど前に一度聞いたが、復習する。

9世紀後半にキュリロスがスラブに布教したのが始まり。
キエフと中心としたルーシという国家、キエフ・ルーシは、
ウクライナ人はウクライナ国家と言い、ロシア人はロシア国家と主張する。

民族と言語で、正教会はウクライナ正教会とロシア正教会となるのでしょう。
が、典礼・儀式はそのままでローマ教会の権威を認めるというギシリャ・カトリックが誕生する。

ロシア革命後、1918年にウクライナ国家が誕生し、ウクライナ正教会が民族的覚醒を促したが、やがてソ連スターリンが、ロシア正教会を使い、他教派を圧迫したようだ。

ソ連が解体し、ウクライナ正教会もモスクワから分離されキエフ総主教庁となった。

この2つの講義は、複雑ですが、あくまで2014年ウクライナ騒乱を受けての簡単な解説だったのでしょう。





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