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対談 | 本村凌二/中村彰彦 ローマ史と江戸史で読み解く国家の盛衰 [講義等]

(2019日)


本村凌二
東京大学名誉教授/文学博士

中村彰彦
作家

※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)


(1)父祖の遺風
(2)インフラ整備
(3)剣闘士と花見
(4)法とリテラシー
(5)人材登用制度
(6)衰退の原因
(7)敗者と人材
(8)現代日本の問題


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10mTV 対談 | 本村凌二/中村彰彦 ローマ史と江戸史で読み解く国家の盛衰


古代ローマと江戸に共通するのは、「父祖の威風」を重んじ、綺麗な上水に拘ったことが挙げられる
また、剣闘士や花見で娯楽を庶民に与える。統治は複数にし牽制させる。
その他、非常に興味深く多くを学ぶ。

ローマ帝国の滅びをキリスト教に帰する言説に対しては、
4~5世紀の寒冷化での人口移動に対して、ローマは寛容か締め出すかの問題となり、
キリスト教の問題と重なるので、経済の衰退、国家の衰退、文明の変質と3つのレベル分けて考えるという。

冷静な議論が重ねられており面白かったですね。
少子化の問題が国防に影響するなどマルチな視点で多くを学ぶことができ有意義でした。




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