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西郷どん (21)「別れの唄」

(2018日)1861年2月11日、菊次郎が誕生した。「菊」は西郷が菊池源吾と改めていることからで、
太郎としなかったのは、西郷が薩摩に帰って後に男児が生まれた場合、
「菊太郎」は邪魔者扱いされるとのことで菊次郎にしろと、
愛加那の叔父の龍佐民のアドバイスに従ったことになっている。

そもそも愛加那は琉球王家、龍一族の名門。奄美大島は島面積もあり、
現在は人口が4.2万だが、当時1万弱としても島民を治める側の一族なので、
貧しく描いている描写はフィクション。前回の愛加那が暴動を率先したのも創作でしょう。
龍佐民は龍家ではあるが叔父ではない。

が、島妻を薩摩に連れて戻ることは禁止だったので、
西郷が奄美大島で暮らすという決意や、大久保による説得があったことは
事実と考えていいのでしょう。


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NHKオンデマンド 西郷どん (21)「別れの唄」
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