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翔ぶが如く (2ー13) 佐賀の乱

(1990日)

明治7年(1874)2月、佐賀の乱。

佐賀城を守る熊本鎮台部隊を敗走せしめた不平士族軍だったが、
大久保は、東京鎮台、大阪鎮台を動員し現地へ向かっていた。


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銃砲飛び交う中、前線視察する大久保。
激戦だったが、2月23日、江藤は脱出し鹿児島へ向かう。


その頃、東京では、江藤の書生だった矢崎だったが、
岩倉襲撃事件で疑われ拘禁されていた。
しかし、犯人が捕まったのにもかかわらず大警視となる川路利良に延長させられていた。
ようやく釈放となり、佐賀に向かう金策に走る。


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山城屋事件の愛人だった女と次の旦那(桂三木助)


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江藤は、鹿児島に着き、西郷に決起を促したが、西郷は拒否した。
鹿児島を去り、東京へ自首に向かったが、途中、土佐で捕まり(3/29)、
佐賀に送られる。


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4月13日、裁判で死刑となった。晒し首だった。

矢崎は、江藤の首を見ることとなったが、
拘禁の延長がなければ、晒し首にならなくとも、死刑か懲役か戦死だった。


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NHKオンデマンド 翔ぶが如く 第2部第13回 佐賀の乱

その頃、アメリカに留学していた愛加那との子、菊次郎が戻ってきた。
奄美大島で生まれ、9歳で薩摩の西郷家に引き取られ、馴染めなかったが、
周囲のはからいで、大久保の息子と共に渡米していた。
学を身につけ、東京にいる大久保や従道の元にいる方が最も良い選択だったが、
菊次郎は時世から予感もしたのでしょう。父と過ごしたかった。


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