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おしん 55~57回 青春編

(1983日)

山形から上野に着き、日比谷公園を歩きながら圭に昔ばなしをする。

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大正7年(1918)8月3日、富山で米騒動が起こった。
8月13日には、東京の日比谷公園でも群衆となる。
おしんが加賀屋から戻った日だったが、
おしんは、浩太も関わっているのではと考え、上野駅から向かった。

が、前年のロシア革命があり、警察は共産革命に繋がるのではと敏感になり、
単に群衆に紛れていただけのおしんを捕まえた。
警察から連絡を受けた師匠のたかは身元引受人となる。
サラリーマンの初任給が18~25円 米一升が50~70銭まで跳ね上がった時代だった。


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容疑が晴れたとはいえ、冷たい視線だった。
おしんが、人を探していたと説明したことで、師匠は理解してくれた。
そして、18になったおしんに、これからは洋髪で身を立てるよう練習させた。
店は日本髪だが、個人が外で洋髪をすることを勧めた。


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NHKオンデマンド おしん 55~57回 青春編

3か月程たち、洋髪を求めた来客を師匠は受け、おしんにさせる。
客は「耳隠し」を求めたが、激怒して帰った。
おしんが、松井須磨子の髪型は似合わないと自分のセンスを押し付けた結果だった。

ところが後日、ご指名となった。
ショックで日本髪一本にしようとさえ考えたが、
同意なくカフェに出張して洋髪サービスを行う展開となった。




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