陸軍中野学校 雲一号指令

(1966日）

１作目はスパイに選ばれた者たちの決意、訓練での成長、裏切り、恋人を殺すといった、涙を誘う悲しみに満ちた重厚な作品だった。

が、２作目からは、卒業生のミッションにエンタメ色で楽しませなければならなくなったのでしょう。

よって森一生監督と変更となり、『007』チックに軽くしたのでしょう。
が、椎名は女性を相手にしない。

昭和14年でシナ事変の只中、神戸から武器弾薬を届ける大型軍用船が爆破された。
その捜査を現地憲兵隊と中野学校に命じられた。


ヒロインが村松英子、三島由紀夫と家族ぐるみの付き合いで、
この作品では教会なぞ敵対勢力だったが、三島没後にカトリックで受洗されたようだ。