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津崎良典 デカルトの方法論に学ぶ [講義等]

(2018日)



津崎良典
筑波大学人文社会系准教授


(1)精神能力を鍛えるための方法
(2)規則が四つしかない意味



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10mTV 津崎良典 デカルトの方法論に学ぶ


デカルトの『精神指導の規則』は未完成だった。
規則は21あったが、『方法序説』では4つに絞った。

一歩ずつ知識を増やす。これは水平的なベクトルで、
「けっして偽りを真と取り違えることがなく」するのが垂直的に精神の能力を高めることになるそうだ。


即断と偏見をしりぞけ、困難を分割する。
順序を付け、通覧するとのことだ。

多い規則は守れないので、これだけだという。


デカルトはカトリックだったが、神を持ち出さず、
自己啓発理論を構築しようとた野心家なのやもしれません。






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