ハウス・オブ・カード 野望の階段 30 (season3)

(2015米)


イスラム系テロリストをドローンで殺害したが、民間人を巻き添えにした。
問題となり、最高裁にてダンバー訴訟長官が大統領の判断を違憲ではないと擁護する。

が、ダンバーを次期大統領選に推す民主党内の動きがあり、
フランクは、アルツハイマー初期症状だが慰留していた判事の後任をと、
ダンバーに約束し快諾させた。
が、判事の方は続けたいと言い出し、フランクは名誉が損なわれる可能性を考えさせた。
一方、ゲイの活動家がモスクワで逮捕された。
ヨルダン渓谷での共同監視案をロシアが安保理で拒否したが、
クレアが更なる動きをしたことの報復と考えられた。
引き下がればロシアに侮られ、拘束された米国民を放置することの批判を承知で、
強気を通すことにする。

会見でマナー違反で質問してきた記者の取材資格をはく奪したが、
その件も含めてダンバーが大統領選出馬の会見を行っていた。
フランクはダンバーを呼びつけ後任判事の件を聞くも、出馬を阻止するための汚いやり方だと辞表を提出して立ち去る。

テレビで聞いていたダグは、ダンバーに接触し選対に入れてくれるよう売り込んだ。





Netflix　ハウス・オブ・カード 野望の階段　Season3

英雄たちの選択 「“円”はこうして生まれた！ 大隈重信 通貨改革の七転八倒」

(2022日）


江戸時代は、藩札や通貨が多様であったが、新政府が「太政官札」を作るも、
値崩れしたところを大隈が大胆な措置を取ったという。
太政官札での納税するところがポイントだった。
1ドル1円での硬貨が貿易で使われるが、アジアでは銀貨だったが、
世界は金本位制へ移行するとのことで、伊藤が建白したが、
銀本位制での準備がなされている中で大隈が決断を求められる。
国内では紙幣が使われることとなったが、西南戦争により、
大量の太政官札によるインフレとなり大隈は失敗したという。



NHKオンデマンド　英雄たちの選択

エジソンズ・ゲーム

（2017米)


19世紀末の電流戦争を扱う。エジソンが直流でウェスティングハウスの交流を批判し続ける。
その手段も汚いもので、それを暴くのも汚いやり方だった。
小学生の頃は、エジソンは100%善の天才発明家として理解していたが、
現実にはかなりクセのある人間だった。

素人には説明が不親切で分かりにくいのでしょうが、
ざっくりと流れを知ることができ有意義で面白くもありました。
高校物理を真面目に学んでいれば内容もよく分かって刺激的なのでしょう。

ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ 自由への闘い

（2015宇)


ヤヌコーヴィチ大統領が脱出することとなった、
2013年11月21日～2014年2月23日の革命を内側から撮影する。

EU加盟の約束を反故にした政府にキレ広場（マイダン）に人々が集まる。
平和的なデモだったが、政府側からの潜入活動家が炎上させることで
ベルクトという内務省の特殊部隊が暴力的鎮圧にかかる。

それでも1991年に独立したウクライナのナショナリズムは不屈の抵抗を示し、
死傷者を出しながら勝利する。

いろいろな観方があるやもしれないが、
第一に、普通の人々が血を流す現実の姿を見る必要があったのだと悔やまれます。
自由と尊厳のために命を懸け勝利したこの経験と精神が現在に繋がっているのでしょう。

ナイトフォール －悲運の騎士団－ 2-7

(2019米チェコ)


ランドリーたち騎士団メンバーは全員捕まった。
夜の公開裁判で団員の1人が偽証し偶像崇拝の罪を負うこととなった。
まず、グランドマスターのジャック・ド・モレーが火刑となる。

団員は牢に入れられるが、そこにガーウィンがいた。
教会の中にシスターとランドリーの娘イブを見つけたが、
王子のルイが赤子を殺そうとしたことを知った。
憎いランドリーの娘ではあったが、さすがに殺すことはできず、
良心が回復し王の殺害を図るも失敗してしまう。

一方、イザベラはルイの妻の態度が気に食わないとのことで、
不貞の罪を着せ牢に送ることにする。




7. 待ち受ける死

Netflix　ナイトフォール －悲運の騎士団－ Season2

鎌倉殿の１３人 （１６）「伝説の幕開け」

(2022日）


寿永2年（1184）12月20日、御家人たちのクーデター計画の見せしめに上総広常が梶原景時により殺害され領地が分け与えられる。




仔細を知った義時の父時政は頼朝の矛先が自分に向くことを避けるため、
鎌倉に戻ることを決意する。
また、義時の子泰時の幼名を頼朝により「金剛」とされた。




（岡崎義実　畠山重忠　千葉常胤　　土肥実平　和田義盛）

法皇により頼朝追討の院宣がだされ、背後の義仲を討つべく、
総大将を範頼、戦奉行を梶原景時とし出陣、義経隊に合流することにする。

墨俣で合流したが、既に義経は義仲勢と小競り合いを始めていた。
範頼は自分が命じたことにし、義経を庇う。




義仲から共に平家を滅ぼそうという文を受け取る。
義経は使者を斬り送り返すことで義仲をキレさせることにする。




使者の首を受け取った義仲は激怒するも、冷静を取り戻し、
小細工があると用心。兵を分けての攻撃だと見抜くが、
義経の兵が少ないという偽情報までは分からなかった。




寿永3年(1184)1月20日宇治川の戦いとなり、
既に人望を失っていた義仲勢は劣勢となり敗北となる。
義仲は、後白河法皇に一目お会いしたかったと伝え潔く去る。




義経、入京し後白河と謁見。直ちに義仲と平家を討ち滅ぼすと口上。




義仲は、巴御前に義高への手紙を託す。
近江粟津にて額を射抜かれた。




法皇より和議斡旋の文が届けられる。
義経の油断させ討つ策だった。





義経の言により三草山に敵に知られることを承知で入り、
具体的には現地の状況で決めることにするも、
梶原景時の鵯越から攻める案ではなくより厳しい鉢伏山とする。
景時は安全面から反対するも、馬と別に降りることとする。
義経も景時に容赦なかった。




NHKオンデマンド　鎌倉殿の１３人


八幡大菩薩の化身、民間人虐殺の英雄、八幡太郎義家の悪霊を受け継いだ義経だった。

吉田正紀 わが国の安全保障を考える～海上自衛隊の現状と今後～

(2014日）


吉田正紀

元海上自衛隊佐世保地方総監
一般社団法人日本戦略研究フォーラム政策提言委員／米国支部長




10mTV　吉田正紀　わが国の安全保障を考える～海上自衛隊の現状と今後～



8年前の収録時、6隻のイージス艦の内、2隻がソマリア沖に展開。
2隻が行くために訓練するので、6隻必要とのことだった。
撃墜能力は4隻なので、実際の状況では1隻が2隻しか使えないという理解が必要だった。

抑止でも安定化でもない「危機の安定化」の時代でグレーゾーンのコントロールが要求されるという。

ハウス・オブ・カード 野望の階段 29 (season3)

(2015米)


クレアが国連大使となり国務長官のキャサリン、イスラエル・パレスチナの両国連大使でヨルダン渓谷について意見を交換する。
大統領は米露連合軍での現地監視を考えていたが、両大使は当事国抜きでの合意に反対するも、そもそもペトロフ大統領が信用できるのか問うてきた。

ダグが22万ドルでの顧問契約を求められたが、異様に高く、
これはセスかフランクの差金だと疑い断る。

ペトロフをホワイトハウスに招いたが、合意をするつもりもなく来た。
晩さん会に反ロシア政府の活動家を招くというペトロフの要望だったが、
彼らが行儀よく振舞わず、言うべきことを言って席を立った。
また、歓待したもののペトロフとの合意には至らず、単独会見となる。

FBI協力者に対してダグは国外に逃がしてやるとの約束でレイチェルの住所を調べてもらう。

最後は、ロシアの反政府活動家のパフォーマンスだったのでしょう。
日本の路上パフォーマンスは平和なものだが、逮捕覚悟の叫びなのでしょう。





Netflix　ハウス・オブ・カード 野望の階段　Season3

英雄たちの選択 「古代日本のプランナー・藤原不比等」

(2022日）


壬申の乱で敗者側だった不比等だったが、後の持統天皇となる大海人皇子の妻に才を認められたという。
持統の孫の文武天皇が娘婿になる関係でもあり支える。
対外関係で、国史をまとめる必要から日本書紀を編纂するが、
天照大神のモデルが持統で「天孫降臨」という発想はどうやら不比等のようだ。
律令と国史、都を作ることで不比等は日本の型を作ったと言う。
また、譲位と太上天皇を作り、文武天皇の7歳の息子に繋ぐために、
天皇にならずして亡くなった草壁皇子を天皇と同格にすることで
妻を皇后の位に上げることで天皇としたという。
名前しか知らなったが、凄まじい働きで驚くばかりでした。




NHKオンデマンド　英雄たちの選択

福井義高 第二次世界大戦とソ連の真実

(2022日）



福井義高
青山学院大学 大学院国際マネジメント研究科 教授


（1）レーニンの思想的特徴
（2）スターリンの思想的特徴
（3）大粛清と戦争準備、そして対日戦略
（4）独ソ不可侵条約とスターリンの誤算




10mTV　福井義高　第二次世界大戦とソ連の真実


第二次大戦をソ連から見るということだった。
日米の対立、米国と植民地のある西欧諸国との対立、ドイツと英仏の対立を煽り、
最終的に総取りするつもりだった。

レーニンを継いだスターリンはパラノイアでもなく大変な革命家でレーニンに忠実な徒だったという。

独ソ不可侵条約は、ドイツが英仏と戦い共倒れしてくれるために狙ったが、
誤算となりドイツと血みどろに戦うこととなる。

また、国内では、5%が本当であり95%が無実であったとしてもスパイを摘発処刑して国内の団結を図った。
その点でヒトラーは1944年になると暗殺計画で危ない目にあうが、ソ連では無かったそうだ。

事実に基づいて、多角的に考えることが大事だと再確認いたしました。