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土曜ドラマ 松本清張シリーズ けものみち 第3回 (最終回)

(1982日)

鬼頭邸を調べていた刑事の伊東四朗がクビとなりネタを新聞社に売ろうとした。
が、鬼頭に知られ殺される。
医者が鬼頭の余命を20年としたことで、民子は食事に薬を混ぜて殺そうとするも失敗。

鬼頭は病院で弁護士と相談するが、民子は加賀まりこが犯人だとした。
もはや民子に理性も良心もなくなっていた。
愚かすぎでした。

鬼頭は冷静に観察できたのでしょう。
民子を犯人とし、小滝に殺させる。

「けものみち」、絶妙のタイトルでした。


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土曜ドラマ 松本清張シリーズ けものみち 第2回

(1982日)

鬼頭邸に民子が暮らしたが、そこには女執事の加賀まりこがいた。
元は鬼頭の世話をしていたが、500坪の土地を得たという。
民子が働いていた旅館の女将も鬼頭からだった。

道路路面公団に政府系と都系が入り込み、業者からの献金がある。
が、総裁は技術畑で鬼頭にとっては使い勝手が悪かった。
京都で身請けした愛人を殺して辞職に追い込んだ。
新総裁が挨拶に来て鬼頭に忠誠を誓う。

鬼頭が養っていた殺し屋を、民子を追っていた刑事の伊東四朗が探る。
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土曜ドラマ 松本清張シリーズ けものみち 第1回

(1982日)脚本ジェームス三木、演出・和田勉と面白そうだった。
松本清張の社会派サスペンスの代表的作品だそうだ。
映画やドラマで何度も作品にされていた。
『週刊新潮』連載時の売上部数が120万部で、原作小説の威力だったようだ。

東京オリンピック2年前の昭和37年、半身不随となった夫を家ごと燃やし、
政財界のフィクサー鬼頭の世話をすることになる女の話だった。

警察は当然に妻を疑う。アリバイを用意していたが、
伊東四朗は鋭かった。

69分の最後の3分..
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