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プラネテス PHASE-26 そして巡りあう日々

(2003日)夢を追う男と女を爽やかに描いた感動物語でした。
が、社会派作品でもあり、同僚がテロリストになったり、
国家間の格差や資源配分の問題など、各回で重いテーマも扱う。

それを26話と短くもなく長くもなく設計され、仕上げられている。
大人が見るべきアニメランキング、でそこそこ上位に入るだけある。

JAXAの協力があったことでリアリティーある作品となったようだ。
私に役に立つかは丸っきり疑問ですが、勉強になりました。


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プラネテス PHASE-25 惑い人

(2003日)ハチマキはフォンブラウン号の乗員試験に合格した。
2万名で18人の狭き門だった。初の木星往還船でもあり名誉なことだった。
地元からも祝福されたが、本人は憂鬱な日々を送っていた。

前回で宇宙防衛戦線のテロリスト一味に知人のハキムがいて、
銃口を向けたシーンがあった。


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----以下ネタバレ

ハキムをを撃ったが玉切れだった。が爆風でハキムは死亡。
撃たなくて済んだが、気になっ..
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プラネテス PHASE-24 愛

(2003日)宇宙防衛戦線のテロリストたちはフォンブラウン号を乗っ取った。
12万人の月面都市に落下させようとした。
フィクションなので、ワクワクする。


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----以下ネタバレ

宇宙防衛戦線の要求は、宇宙資源の配分を連合への拠出金割合とすることの廃止だった。先進国だけが享受することとなるためだった。

この要求に連合は従ったため、
月面都市への落下は避けられた。

が、フォンブラウン号..
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プラネテス PHASE-23 デブリの群れ

(2003日)とうとうテロが発生する。宇宙防衛戦線の蜂起だった。
デブリ船で、1人が銃口を同僚に向けた。
目標は木星往還船フォンブラウン号のようだが、
手口が鮮やかだった。

夢見る少年少女たちの近未来アニメと思いきや、
この裏切りは、この作品を見てよかったと思えた裏切りでした。


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プラネテス PHASE-22 暴露

(2003日)木星住環船でのエンジン爆破事件で、ハチマキは軌道保安庁の
取り調べを受けていた。
 その後、恩師の入院を知り病院に向かう。

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----以下ネタバレ


末期がんの患者から口止めされれば、彼の教え子である自分の恋人に
伝えるか黙ったままにするか悩むでしょう。

その恩師への何らかの言葉を伝えれなかった主人公にしてみれば、
虚無が襲うのは当然でしょう。

忍者連中も死に、遺..
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プラネテス PHASE-21 タンデム・ミラー

(2003日)人類初の木星往還船の乗務員3次試験となった。
地球では反対運動もあり、テロの警戒がなされていた。

木星資源の利益を享受できるのは、アメリカや日本といった
先進国だけで後進国は貧困の中で指を銜えて見てるしかなかった。

負の現実を受けとめざるを得ない人間は、
シニカルな態度をとるかテロに走るかなのかもしれません。

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プラネテス PHASE-20 ためらいがちの

(2003日)人類初の木星往還船の試験は、閉鎖環境試験に移った。
4人1組で10日間過ごし、中では課題が与えられる。
チーム内で1人でもドロップアウトすれば全員失格となる厳しい試験だった。
10日目に故障が発生したらしく酸素が足りなくなる事態となった。
残り4時間だったが、3人分の酸素しかなかった。
生きるために「非常ボタン」を押すことも可能だったが、
これも試験だった場合は、失格を意味する。
緊迫する回でした。

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プラネテス PHASE-19 終わりは いつも…

(2003日)木星探査のブラウン号の乗務員試験を受けることにした主人公は
会社を辞めることにした。20000人が挑戦し合格者は18人。
基礎体力試験、筆記試験の後、水中作業試験があった。

よく冷静に続けられたものです。
必ずしも自分が動かなくてもいいという判断ではなく、
「知ったことではない」と黙殺した。

宇宙で最先端を切り開くのにここまでの資質を求められるものなのかと
驚きでした。

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プラネテス PHASE-18 デブリ課、最期の日

(2003日)テクノーラ社はデブリ課を解散させることにした。
当然、動揺が走るが、木星探査を考えていた主人公は冷静だった。

最後の仕事に向かうが、やっかいだった。


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プラネテス PHASE-17 それゆえの彼

(2003日)2075年、月面基地から有人での木星探査の志願者を募集していた。
7年は戻れない。
ハチマキの父は機関士としてスカウトされながら拒否していた。
拒否する者、志願する者の模様と、最先端研究者の我儘を描く。


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プラネテス PHASE-16 イグニッション

(2003日)宇宙空間で孤立状態になったハチマキは恐怖した。
救出され検査を受ける。身体に異常はなかったが、致命的な心の傷を残した。

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「空間喪失症」という病名だった。
暗闇の中で6時間の孤独に耐えれなければ宇宙飛行士の資格がはく奪される。

ハチマキは恐怖が残った。
もう一人の自分の幻覚が現れた。

私は、そういう幻覚を見たことは無いのですが、
虚無状態は辛いものです。
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プラネテス PHASE-15 彼女の場合

(2003日)今回は派遣社員のエーデルさんの回。
かなりの苦労人だった。サイテーな男と付き合っていた。

そんなエーデルさんが「あなたにはピアスは似合わない」と
タナベに失礼なことを言った。

が、まさかピアスが伏線になっているとは、アニメとはいえ凝っていた。

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プラネテス PHASE-14 ターニング・ポイント

(2003日)社内恋愛禁止令が出る。
その経緯と、トラブルと、和解の回。

それ以上でもそれ以下でもない話。

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プラネテス PHASE-13 ロケットのある風景

(2003日)デブリ回収船が壊れ、帰省することになる。
ハチマキ宅にユーリとタナベも遊びに寄る。

妻の形見を探すためにデブリ課で6年仕事して見つけたコンパスだったが、
壊された。

故意でなかったとはいえ、逆に「ありがとう」と冷静に言える態度が立派でした。

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プラネテス PHASE-12 ささやかなる願いを

(2003日)宇宙ステーションにも喫煙室があった。
喫煙者にとっては貴重な空間だったが、貴重な空気の浪費でもあった。

ある時、テロリストが喫煙室に爆発物を仕掛けた。
そのことにより、タバコが吸えなくなるという事態に発展する。

今回は、喫煙者フィーの怒りの回。

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プラネテス PHASE-11 バウンダリー・ライン

(2003日)南米アマゾン川流域にあるエルタニカ国からEVAスーツの
営業があった。
先進国クラブの製品が主流の中では見込み薄だったが、
管制課のクレアが同郷だった。
とはいうものの、国際規格をクリアしているかが大前提だった。

採用試験が行われるが、試練が続く。
よく、ここまで機微を考えてストーリーを作れるものだと感心する。

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プラネテス PHASE-10 屑星の空

(2003日)
職場内の秘密でギクシャクする。
ハチマキの先生に白血病を隠しておいてくれと頼まれた件と、
同僚ユーリーの秘密主義のオーラ。

ふざけた回もあったが、デブリに着目し、
こういうピュアなストーリーを考えた原作者に敬意を抱いた回でした。

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プラネテス PHASE-09 心のこり

(2003日)軌道保安庁の船が巡回していた。
海上保安庁の宇宙版で、ゴミを不法投棄する連中や宇宙海賊を取り締まるのでしょう。

それが新鮮でした。後は、人間関係でした。

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プラネテス PHASE-08 拠るべき場所

(2003日)同僚のフィーが管制課で係長に異動という話があり、
デブリ課で快く送りだそうとするが、そう上手くもいかなかった。
という話。

そのフィーと事業部長が昔の仲間だった経緯も合わせて、
宇宙時代の会社員をよく描いていた作品でした。

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プラネテス PHASE-07 地球外少女

(2003日)前回のビル火災で入院することとなったハチマキは、
入院することとなる。今回はそこで出会った2人の物語。

1人は同室の患者。歴戦の宇宙飛行士だった。
彼の宇宙への拘りと死生観は、大航海時代の航海士に通じるのでしょう。

もう一人が、入院歴12年の少女だった。さすがに病名を聞くのが怖かった。
普通なら地球で高度な医療を受けるであろうはずが、違った。

今回のエピソードは、宇宙時代の日常を想像して、
よく考えたものだと感心でした。
一度、前回ま..
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プラネテス PHASE-06 月のムササビ

(2003日)2075年には月への移住は進んでいた。
重力が6分の1だったので、それを活かした遊びが発明された。
忍者ごっこだった。日本人に限らず誰でも忍者になれた。

そんな折、ビル火災があったが、彼ら忍者部隊が活躍することとなった。

高度の文明は、伝統を蘇生させる。
素晴らしい着眼でした。

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プラネテス PHASE-05 フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

(2003日)休暇中に月旅行に行くことになった宇宙船内でのゴタゴタ。

ある5歳位の娘を持つ両親が、無理心中を計画していた。

また、主人公のハチマキはある部屋に入ると女性を襲おうとする男がいて、
男を殴って気絶させた。しかし、女性は感謝しなかった。

また、スリがいた。

それぞれの事情ある者たちを宇宙船内ならではの物語に仕上げている作品。

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AVの撮影だった。彼らは..
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プラネテス PHASE-04 仕事として

(2003日)連合議長の息子のコリンが見学にきた。
親の七光りを利用することを当然とする口の汚い客人への対応が今回。

劇場版の2時間弱の作品ならカットされるでしょう。

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プラネテス PHASE-03 帰還軌道

(2003日)職場である宇宙ステーションにも、様々な職種があった。
特に、デブリ(宇宙ゴミ)回収作業は内勤とは違い、死と隣り合わせだった。
よって、作業員は毎年、「遺言書」を書かされた。

また、生命保険の勧誘もあった。

ある時、宇宙葬で葬られたカプセルが地球に戻ってきた。
その処置が問題となった。

今回は、「死」がテーマだった。

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確かに、うざい。
声が高く、大..
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プラネテス PHASE-02 夢のような

(2003日)

主人公ハチマキは、同僚が副操縦士に昇格し、仲間と祝杯をあげる。
仲間の出世と主人公の複雑な心中を描く。

また、回収中のデブリが暴走し、その軌道が、その友人の船の軌道と重なってしまった。
2075年ともなれば、それまでの不要になったり故障した衛星や残骸などの処理が不可欠だった。そして少しのミスで大きな事故に繋がる宇宙空間での緊張感が、
ありありと描写されていました。

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プラネテス  PHASE-01 大気の外で

(2003日)2075年の宇宙モノ。『宇宙兄弟』の原作者が、

「モーニングには『プラネテス』という傑作があって、それに対抗できないから、宇宙ものは描きたくない」

とまで言ったようだ。

主人公は、デブリ(宇宙ゴミ)を回収する仕事をしている。

SFモノは、派手な戦闘シーンの華々しさと悲惨な現実の描写が
記憶にあるが、
この作品は、日常の仕事を常識的に進行させている。
ワープは無さそうだ。

が、ゴミを地球に落として燃やすという作業が行われている。..
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