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規制改革、合理性 [経済]

インフレ下において規制緩和による生産性の向上は一般論として歓迎すべきである。
デフレ下においては、雇用に悪影響を及ぼすので、優先順位の問題となる。
(デフレ脱却に規制緩和と日銀が言うな、という話である)

また、冷戦後の旧東側諸国や、改革解放後の中国など、市場原理導入期においては、
需要に対する供給能力が低く、外資による参入で、資本、雇用、技術の導入により国益となる。
 しかし、成熟した市場においては、もはや供給者は必要なく、参入障壁を問題にするのは、
もっぱら外資か、「オレにも分け前よこせ」というチャレンジャーであろう。

問題は、国家の基盤を形成する産業に、市場原理、開国の建前にて、
(総括原価方式の議論は置いといて)
外資がある部分を押さえるとなると、有事の際に、機能をストップさせる
ことが可能となる訳なのでしょう。(安全保障への悪影響)

むろん、一般論として、合理性のない既得権の維持には反対、であることは言うまでもない。
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