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外事警察 その男に騙されるな [映画]

(2012日)テレビドラマの劇場版。
警視庁公安部外事第4課の住本(渡部篤郎)は生きていた。
内閣情報調査室情報官の有賀(石橋凌)の下で、こっそり働いていたようだ。

この辺の事情と人間関係はドラマ版を見た方が飲み込みやすいでしょう。
見なくても楽しめるようではある。

最後まで読めない、よくできた脚本だった。

2011年の東日本大震災後、原子力施設から起爆技術が盗まれる。
同時期に北朝鮮から国境を越えてウランを持ち出した軍幹部がいた。
それを合わせれば小型核爆弾が作れることになる。

日本は住本が追い、韓国もNICが動く。
住本も、韓国の工作員も「国益」を第一としている。
その火花を描いた作品を私は知らない。
「核」「北朝鮮」「工作員」「在日研究者」などNHKが2012年にここまで踏み込み、
鑑賞に耐え得るどころか、映画作品として仕上げたことに敬意を抱いた。

テロリストに核を持たせないために、手段を選ばない。
その手段に嫌悪感を催しつつ鑑賞する作品。
これを見たら「お涙頂戴」の刑事モノは見れなくなるでしょう。

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