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バチカン奇跡調査官 3. 「神々の秘密と666の獣」

(2017日)セント・ロザリオ教会で、4人目の殺人事件となった。

主人公の2人は、バチカンから派遣された調査官。
事件の解明にあらゆる手段を用いる。

フィクションとはいえ、ここまでカトリックの暗部を描写するのに驚く。


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----以下、ネタバレ

初代校長のミハイル・ブラウン司教の部屋に入ると、
ミイラとして保存されていた。
その部屋に、悪魔の割符の片方が見つかり、
「ハインリッヒ」となった。

で、その意味を調べるのに、バチカン銀行の極秘顧客リストをハッキングするのに、
バチカン情報局の友人を頼る。

ハインリッヒ福祉法人の闇取引があったことが分かる。

そこまでするのは、列聖省長官の「膿を出す」という強い意向があると主人公は読んだ。
そして、ブラウン司教はナチス関係者だった。

参ったですね。
面白いじゃないですか。

陰陽師や妖怪に強い関心があって作品としていたが、
ある時、カトリックやバチカンに興味を抱いて調べまくった。
聖書も読み、そして小説にした。

ダークなネタのオンパレード。

笑ってしまいました。
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