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青天を衝(つ)け (28)「篤太夫と八百万(やおよろず)の神」

(2021日)


明治2年(1869)夏、版籍奉還となり駿府藩が静岡藩となった。


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「郵便の父」となる前島密に挨拶。
医師でもあり蘭学・英語・数学と長け、
漢字廃止論者というラディカルな頭脳の持ち主だった。


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慶喜は静岡に美賀を呼び寄せることにした。
徳信院とは修復したようだ。


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(向山一履)

パリ万博に共に随行したが、彼が「静岡」と命名。 


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ドラマでは粗野に見える田辺太一だが外交の人だった。


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新政府の出仕の話を断るため大隈邸へ行った。
が、大隈は八百万の神々が集まって国造りをしていこうと熱く語る。
自分を神だと語る暴走族のようなメンタリティーを持つ知性の持ち主だった。
「君もその一人」と栄一を口説いた。

前年より廃仏毀釈で、仏教を排撃している時代であり、
また大隈も、浦上キリシタン約3000名を信仰だけで当然として地獄に落としもしたので、
ドーパミンかアドレナリンか知りませんが、興奮状態が続いていたのやもしれません。


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成一郎が生きていることを知るも獄中であり、
無事に出られるかは分からなかった。


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栄一は慶喜に、大隈の説得の件を話すと、
「八百万の神々とは恐れ多いことを・・」と慶喜は分かっていた。
が、栄一が働きたいことをも見抜き、送り出してやった。


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羨ましい位の感無量の去り方だった。


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栄一が新政府で働くことになり、幕臣の意地を知らしめてくるとの言説に杉浦愛蔵は感激、熱い男だった。


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NHKオンデマンド 青天を衝(つ)け


三条実美、岩倉具視、大久保利通、伊達宗城、松平春嶽、大隈重信 がいた。

さすがにフィクションでしょうが、栄一の神経は普通ではないのでしょう。






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