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山内昌之 徳川将軍と江戸幕府~家慶と烈公斉昭 [講義等]

(2021日)



山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所客員教授

※インタビュアー:神藏孝之(テンミニッツTV論説主幹)


(1)12代将軍・徳川家慶とはいかなる人物か
(2)家慶が比較された徳川斉昭の実像
(3)家慶と斉昭の歪な関係性
(4)斉昭と水戸藩、その個性と宿命的矛盾


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10mtv 山内昌之 徳川将軍と江戸幕府~家慶と烈公斉昭


家慶は父家斉、リゴリズム水野忠邦、顧問格水戸斉昭の3名に囲まれ鬱屈していたようだ。
斉昭の理念先行でプロセス無視の危険な面、幕府への人事介入もあり嫌悪、隠居に追い込む。
が、12人の子で家定が残っているのみで、また父家斉の子は外様への養子となり、
将軍候補が不足し、嫌悪する斉昭の子七郎麿を可愛がり一橋に入れる。

斉昭がTPOを弁えないなら春嶽も家定に将軍の資質を口にし、
「一橋はすかん」との発言にまで至ってしまう。

今回は、尊王攘夷の聖地水戸が倒幕の震源地となる破廉恥も含めた具体的所業が明らかにされ、あまりにも人間的な江戸後期~幕末を知ることができ大変有意義な学びでした。






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