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曽根泰教 深刻化する「複合危機」を分析する (全2話) [講義等]

(2023日)



曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授/テンミニッツTV副座長



(1)「Polycrisis」とは何か
(2)世界の危機、日本の危機



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10mtv 曽根泰教 深刻化する「複合危機」を分析する



ポリクライシス(polycrisis)"複合危機"という言葉は2022年頃から使われだしたという。
環境、地政学、社会、テクノロジーそれぞれの危機が相互に関連することを表した言葉で、複合的に危機の全体像を見る必要がある。

曽根氏は違う角度から見ることを提唱される。
認知空間、サイバー空間、物理空間の3つのレイヤーで考えるという。
『GCHQ:英国サイバー諜報局』というドラマがあり、
誰が本当のことを言っているか嘘を言っているか分からなくするのが戦争危機の本質のようだ。
そして現在、ドラマだけでなく現実に進行しているそうだ。

また、慢性的な危機と急性的な危機を分けて整理し、
急性的な危機には保険会社が負担してくれるリスクとそうでないリスクがあり、
後者の領域、例えば戦争を防ぐシステムをどうやって作ればいいか、考えなければならない危機に直面していた。


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