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ロイヤル・アフェア [映画]

(2012年デンマーク)18世紀のデンマーク王室のスキャンダルの実話だそうだ。
神経を患っている王に仕えるマッツ・ミケルセン演じる侍医は、王妃の寵愛も受け、三角関係となる。この3人の心理描写は丁寧になされており画面に惹きこまれる。

啓蒙思想の本を匿名で出版するといった筋金入りであり、当初は医者という立場であったが、やがて王に閣議に招かれ、次々と改革を提案していき、王の信頼が揺るぎないものとなる。
検閲を廃止したのはよかったが、自分の身に降りかかるや復活させる「自由」も持ち合わせてもいる。

華やかな宮殿や社交の裏面での容赦のない陰謀が綺麗に演出される。
デンマークでの恥部で、何故、国民に知られることになったのか疑問だったが、氷解する。
フィクションでないので、後味のいいものではありませんでした。
作品としては、秀逸なのではないでしょうか。素人の直感ですが。

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