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凶悪 [映画]

(2013日)フィクションならともかく事実なので気分が悪くなる。
社会の最も醜い部分を描いている。

ジャーナリスト(山田孝之)がある死刑囚から手紙を受け取る。
余罪があり共犯の男を道連れにしたかったようだ。
それを調べ告発するノンフィクション。
この作品では、保険金殺人の被害者が自殺として扱われている。
川に捨てられたり、生き埋めにされた人もいる。

年間で、殺人は約400人の被害者なので、人口比で言えば少ない平穏な国である。
一方で、自殺は3万、行方不明8万と、ざっとした数字もある。
これらが表面上の数字であると証明されている。誤差の範囲とは思えなくなる。

社会の実態を知るという目的で観るにしても耐性はいる。
俳優の演技が凄まじくゾッとする。傑作なのだろう。
が、こんな汚い現実の作品は、他のジャンルの良作に満腹した後でもいいのでしょう。

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