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市民ケーン [映画]

(1941米)オーソン・ウェルズの歴史的傑作のようだ。
新聞王ケーンが死に際し謎の言葉「バラのつぼみ」を残す。
ジャーナリストがその意味の解明に奔走する。

彼の知人に聞きまわり、ケーンの生涯を映像にする。
ケーンのモデルとなったのはウィリアム・ランドルフ・ハーストという新聞王。


ウェルズが凄いのが、24歳にしてモデルが生きてるのに殺してコケにしたこと。
現在で言えば、お亡くなりになられたナベツネの波乱万丈伝を作品にするということだろう。


かつて映画評論家の淀川長治は、

「あのね あの映画を一本の作品としてみるとね、
たいしたことないのよ」

と言ったらしい。

そうかもしれないが、この作品にまつわる圧力などを知り、
それらも含めて傑作だというのが理解できましたね。


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