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太平記 第8回 妖霊星

(1991日)

正中2年1月(1325) 足利高氏は19だった。
前年に京で知り合った藤夜叉が鎌倉へ来ていた。


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昨日、再会し短い会話を交わして、今日の約束だったが、
藤夜叉は鎌倉を去った。
石が花夜叉一座の拠点の伊賀へ連れて行った。
高氏の子を宿していたが、覚悟の上だった。


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昨年の後醍醐天皇の倒幕計画(正中の変)で捕まった日野俊基が釈放された。
同族の日野資朝は罪を被り佐渡島へ流刑となった。


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日野俊基の出所を花夜叉が迎え、散髪。髭も剃った。
石は俊基から預かった短刀を楠木正成に手渡したと報告。信頼を得た。


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凄腕の男が伊賀から来て、長崎円喜殺害計画に石も加わった。


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足利高氏と赤橋登子の婚姻の式が先日行われたが、
第14代執権北条高時をはじめ幕府要人への披露の席を狙うとのことだった。


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長崎円喜は、自身への暗殺計画があることを高時に伝えた。
しかも首謀者が高時という噂があることも伝えた。
目の前で舞っている者たちの中に暗殺者がいることを知っていたのは、
この2人だった。


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TSUTAYA 太平記 完全版 


部屋の蝋燭が消され、暗闇となり、暗殺が実行された。
しかし、倒れたのは別人だった。

無事だった長崎円喜と目が合い、執権は発狂する。





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