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片山杜秀 近現代史に学ぶ、日本の成功・失敗の本質 [講義等]

(2021日)



片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授/音楽評論家


※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)



(1)「無任所大臣」が生まれた経緯
(2)明治憲法体制の弱点
(3)天皇を中心とした近代国家へ
(4)政党政治の強さと挙国一致の弱さ
(5)大臣を増やすか、減らすか
(6)東條内閣で行われた行政改革
(7)非常時の省庁再編とその実態
(8)平成の政治改革と特命担当大臣の評価
(9)亡国の危機と政治の見直し



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10mTV 片山杜秀 近現代史に学ぶ、日本の成功・失敗の本質

岩倉は実権を握る者がでてきて幕府化しないよう縦割りにしたようだ。
憲法ができて後から伊藤が気づいたのが各大臣が輔弼するが総理は弱かったという。
前段階の内閣制は太政官制を引き継いだものなので臨時独裁官のような力があったが、
憲法を作る段階では、権力を分散することにし、内閣と枢密院、
衆議院と貴族院、陸軍、海軍は軍政で、参謀本部軍令部は天皇の統帥権というように、
分けたという。
が、近衛内閣では大政翼賛会と無任所大臣、東條内閣では兼務することで、
縦割りの弊害を克服し力を得ようとしたようだ。
が、そう上手くいくものでもなかったという。
政治や組織というものに不勉強な私としてはなかなか読むのが大変だった。





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