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曽根泰教 野党論から考える日本政治の課題 [講義等]

(2022日)



曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授


※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)


(1)野党とは何か
(2)政界再編と政党再編
(3)リーダー喪失の悲劇
(4)選挙と野党の関係



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10mTV 曽根泰教 野党論から考える日本政治の課題


複数政党制であろうが、野党があろうが民主主義でないケースもある。
また、与党と野党の関係は非対称であり圧倒的なハンディーキャップゲームだった。
野党が無いと健全な形で民主主義は機能しなく、野党の仕事は対案を出すことではなく、
イギリス型の政治では批判するのが仕事だったという。


日本で政界再編というのは政党再編であり、社会構造の変化を見なければならず
1920年代英国の普通選挙法を機に、保守党対自由党だったのが保守党対労働党になったという。また、アメリカのニューディール連合もそうだった。

日本ではキャッチオール型の政治により野党が言うべきことを与党が吸収することで、
野党に不利であり、また野党同士の戦いが与党に利することとなる。

野党論なる学びを得たことは様々なことを見聞きする上でも非情に有意義なのでしょう。







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