エリン・ブロコビッチ

2000年米。1993年PG&Eに訴訟を挑み、3億3300万ドルの和解金（原告団634名）を得る。
6価クロムを長期にわたり垂れ流していた工場の周辺住民は、癌などの健康被害を受けていたが、企業側は偽の情報を流していたため、住民たちは原因を知らなかった。
そのことに感づいた主人公エリンは、誰に頼まれるわけでもなく調査を開始する。

彼女は、法律家でもなくズブの素人だったが、脅しや横槍といった困難をも越えていく。巨額の公害訴訟の前例となった女性のようだ。
原告の住民たちの信頼を得たのはテクニックではない彼女の存在を懸けた姿勢であり、それをジュリア・ロバーツは見事に演じ、アカデミー賞主演女優賞となる。
弁護士（アルバート・フィニー）との息もテンポよく、ソダーバグ監督がまとめる。
これは名作ですね

エリン・ブロコビッチ　コレクターズ・エディション [DVD]

• 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
• メディア: DVD