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自己責任論の行く末

後藤さんが殺害された。
現地対策本部の中山外務副大臣の無念の表情は「ホンモノ」でした。


「非道、卑劣極まりないテロ行為」
「許しがたい暴挙」
「テロリストたちを絶対に許さない。その罪を償わせる」


2013年10月の消費税増税決定時の会見の総理の表情は「ホンモノ」の落胆でしたが。
(消費税増税そのものか、増税は賛成だったが他の条件で折り合わずの落胆かは不明)


さて、ギリギリまで「人命第一」で「全力を尽くして」いたなら、
「ホンモノ」の落胆の表情になっていたでしょう。


・諸外国と連携して協力を要請する。
・「情報収集」と「分析」をする。
・緊張感をもって対応する。


というのは、当然のことであって、それだけでは「アリバイ」にしかならない。

「人命第一」「解放に全力を尽くす」と言った以上、
「テロに屈した」ことにならない条件を提示したのかが問われなければなりませんね。


また、遅かれ早かれこういうことは起きたとは思いますが、
意図的に挑発して期間を短くして邦人の犠牲者を出して安保法制や政権維持に繫げようとしたのか検証されなければならないでしょう。
(放火魔を煽るのも、事後を見据えた確信犯なら問題ですね。「派手にヤレよ」と。)

ここ数日のこういう状況で後藤さんの母親を批判する人間もいた。汚らわしいですね。
人質とその家族というのは最も弱い立場にいる以上、何を言おうがかまわないとすべきでしょう。
自己責任論を口にする神経が理解できませんね。寒いです。

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