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ボーン・スプレマシー [映画]

(2004米)前作の続き。恋人が冒頭10分で殺されてしまう。
記憶が不鮮明なまま、接触してくる相手から火の粉を払う中で真相に迫る。

マッド・デイモンがよほどの危険が無い限り自分でストイックに演じる。
CGを避けた実写での爆破シーンは誇張された迫力はなくとも、
リアリティーに寒気がする。

水中での車上部で空気を得るにしろ、銃で撃たれ負傷しスーパーでアルコールを万引きするシーンなど、ディテールに拘りプロのスパイの瞬時の判断の描写は見もの。

カーチェイスは冒頭と終盤で長めだが、オーバーとならず引き締まっている。
ボーンシリーズの主人公は笑わない。記憶にあるのは前作のラストのみ。

主人公の生きていく理由が奪われ、失われた記憶と自分を探すスパイの孤独な哀しい作品。
スパイ映画の中で断トツに暗いシリーズなのでしょう。
108分といい感じでしたね。私は好きです。

ボーン・スプレマシー [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD



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