善き人のためのソナタ：諸事、考え方、気分の整理・転換：SSブログ

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善き人のためのソナタ　[映画] [編集]

(2006独）冷戦時代、1984年の東ドイツの監視社会の実像を描く。

シュタージ（国家保安省）のエージェントが、ある芸術家を監視するが、
あるピアノソナタを耳にした主人公は、これまでの自分を失い、
何かを得ることとなった。が、そのことで仕事に対する考え方も変わり影響がでる。

シュタージの人間の低劣な人間性が暴かれている。
人権や尊厳を無視し、下劣な動機も含みつつ国家の秩序を建前とする。

作品としては、練りに練った脚本で、丁寧につくられている。
アカデミー賞外国語映画賞他、多くの賞を得ている秀作、137分。

作品のゲス大臣と、どこぞの総理も近いDNAでしょう。