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小和田哲男 家康の人間成長~戦略性をいかに培ったか [講義等]

(2022日)



小和田哲男
静岡大学名誉教授/文学博士


※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)


(1)今川「人質」時代と今川義元の思惑
(2)軍師・太原雪斎の教育
(3)三河一向一揆と三方ヶ原の戦いの教訓
(4)領地経営と幕藩体制の仕組み
(5)ブレーン集団と死生観



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10mTV 小和田哲男 家康の人間成長~戦略性をいかに培ったか


恵まれた人質時代を奔放に生き、太原雪斎に学問を教わる。
三河一向一揆では相手の誤解を誘い詭弁で勝ちを確定させるという、
若い頃から信用してはいけない人間だったようだ。
三方ヶ原で8000の1割を失うという大敗北で、自分を生かすために死んでくれる家臣に人が変わる経験となり、秀吉に宝を聞かれて「人が宝」だと答え白けさせたという。

禄と権では恐らく本多正信の言でバランスを取る仕組みにしたようだ。幕府を開いたが、多様な人に相談したという。
それ自体はいいことだが、林羅山を採用したのは、徳川家の安泰と利益とはなっても、
日本のことを考えれば残念な選択だったのでしょう。








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