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柿埜真吾 日本人が知らない自由主義の歴史~前編 1-4 (全7話) [講義等]

(2022日)



柿埜真吾
経済学者/思想史家


※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)

(1)そもそも「自由主義」とは何か
(2)「自由主義」の誕生
(3)アダム・スミスの『国富論』
(4)ベンサムの功利主義とミルの自由論



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10mTV 柿埜真吾 日本人が知らない自由主義の歴史~前編


自由主義の萌芽は近代科学が発展して非合理的な宗教のおしつけではなく、
寛容でいいという考え方になったことだという。
ホッブズは万人の闘争社会なので政府に皆が服従すればいい、また宗教上の迫害はいけないとしながらも絶対君主は正しいとした。
ロックは、所有権論と抵抗権を示しアメリカ独立宣言とフランス人権宣言に影響させた。アダム・スミスは「見えざる手」を語ったが「神」は使わなかった。
ベンザムは功利主義の考え方で他者の危害を抑える制度を作れば個人の幸福追求の結果、「最大多数の最大幸福」になるとしたようだ。
が、両義性があり自由放任がいいとは必ずしもならなず、環境汚染規制や再分配では「大きな政府派」にもなるということだった。






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