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麒麟がくる (18)「越前へ」

(2020日)

弘治2年(1556)4月の「長良川の戦い」で道三は義龍に敗れた。
光秀は叔父の命に従い逃げることとした。

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美濃の情勢を聞いて駿河から駆け付けた駒だったが、
命の恩人が光秀の父明智光綱であることを知る。
が、もはや礼を言うことはできなかった。


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越前の朝倉義景を頼った。


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尾張で帰蝶から頼まれた伊呂波太夫が光秀を越前に導いた。
近衛家で育ったようだ。

光秀は朝倉義景からの援助の話を断った。
細川藤孝から各地へ手紙が出され、光秀をよろしく、とのことだったが、
帰蝶や藤孝が「借り」となることを避けた。



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明智家に用意された住まいは古く、身に染みた。
母との会話で、亡き父を思い出した。



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尾張では信長の弟信勝が義龍と組んだとの情報が信長の耳に入った。
信長が困っているところへ、帰蝶が会って顔を見てから考えたらよいと、
提案する。むろん、場合によれば殺せばいいとは口にしない。


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信長の病気見舞いに信勝がやってきた。
万病に効く湧き水を持参してきた。
信長は母の愛情が信勝に注がれていることを正直に語り、
信勝は信長の活躍が妬ましかったことを話した。


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NHKオンデマンド 麒麟がくる (18)「越前へ」


兄弟の和解の機会でもあったが、
信長に飲めと言われた持参した水を信勝は口にすることができなかった。
愚かだった。





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