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山内昌之 日本の外交防衛政策…家康の教訓 [講義等]

(2022日)


山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授


(1)徳川家康が考えた「日本の安全保障」
(2)隣国リスクとプーチンの教訓
(3)ウクライナ侵攻と欧米の責任
(4)プーチンのジレンマとASEANの現実


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10mTV 山内昌之 日本の外交防衛政策…家康の教訓



家康が死の2年前に書いた上意数か条というものを掲げて松平定信が外交安保の考えをまとめた文書があるという。
家康は普段から覚悟、気構え、用意をしておかなければならないとしたそうだ。
家光の代となり筑前黒田と肥前鍋島に交代で長崎警護を任せる。琉球は薩摩。
そういう大名レベルに担当させてればいいと思ってた。

江戸時代最初の100年間で金4分の1、銀4分の3 が流出し多くは生糸を買ったという。
もの凄い無駄遣いで考えられません。また日本を朱子学で固めて定信まで縛る。
そうして外国は文明国となったが、日本は三等国となり幕府は終了する。
家康は文明ということを考えるには時間がなかったのでしょう。

今日の情勢は大変勉強になりました。





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