10分でわかる「アリストテレス」

(2018日）



貫成人
専修大学文学部教授／文学博士


（3）アリストテレス　現実の諸要因




10mTV　貫成人　西洋哲学史の10人～哲学入門


イデアを考えるプラトンと対立していたのが現実を考える弟子のアリストテレスで仲が悪かったようだ。

彼はあらゆるものには、４つの要因があるとし、目的因、質量因、作用因、形相因があるという。
人間にも４つの要因があるといい、それで説明している。

イデアや一者、理念や正義・理想だの観念的なことを考えるのも、
動物とは違った人間の特権だとするならば、
それを考えることは義務でもあるのでしょう。