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プラネテス PHASE-04 仕事として

(2003日)連合議長の息子のコリンが見学にきた。
親の七光りを利用することを当然とする口の汚い客人への対応が今回。

劇場版の2時間弱の作品ならカットされるでしょう。

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鋼の錬金術師 4. 愛の錬成

(2004日)
ある村にマジハールという錬金術師がいたので、寄ることにした。
その村には、蘇った死者が村の娘を殺し続けるという噂があった。

主人公の兄弟は巻き込まれることになった。
この話は一話完結だった。

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----以下、ネタバレ

昔、愛したカリンを蘇らそうとしたマジハールは、
「人体錬成」を試みたがダメだった。

そこで、そっくりな人形を作って、村の娘の魂だけを移転させようとした。
が、失敗を繰り返し、多くの犠牲者がでた。

が、実はお手伝いさんが、カリンだった。
実は生きていて、しばらくしてからマジハールに会いに行ったが、
気づいてくれなく、それでも一緒に過ごしたかったので、
お手伝いさんになったようだ。

ラストシーンで主人公と戦って死んでしまう。
最後に、彼女は発狂する。残酷でした。
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同志社大学 講義「良心学」第14回「科学技術の良心──国際生命倫理から見た(2)」(位田隆一) [講義等]

(2015日)中絶そのものの是非だけでなく、現代では胎児の状態を理由にした中絶が
「悪」かと問題となっていた。

昔は分からなかった胎児の状態が、現代では知ることができるようになった。

それにより、母親に、疾患、異常、奇形であると知れば、
生み育てる義務から解放する選択肢と論理を与える社会的合意が望ましいでしょう、

科学技術の成果の利用を全肯定する訳にはいかないが、
従来では「神の領域」だったことが、「恵み」により、
人間の判断事項に移管されたと考えるべきことも多いのかもしれません。

科学技術と良心というテーマで、一歩深く考える時間を頂きました。



----memo

原発

科学者と利用者 双方が良心を持っていたとしても、悪となる場合がある


科学コミュニケーション という学問分野
 科学を分かりやすく一般人に説明するため


人体実験は死刑囚で?

中国はかつて、臓器を取っていた
本当にいいのか?


----

誰が科学技術の良心を考えるのか?
正解はない


遺伝子情報 テーラーメイド医療

NIPT と中絶
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バチカン奇跡調査官 4. 「それでも尚、我は神を信ず」

(2017日)セント・ロザリオ教会での事件は、今回で終了する。

ミハイル・ブラウン司教の正体が明らかになった。
第2次大戦後、逃れてきた彼らは、カトリック教会の看板で、
学校の子どもたちに、特殊な教育を施していた。

そして、これまでの謎が全て明らかとなった。

あまりにも、ダークな現実がカトリック内部に侵食していたことで、
バチカン神父といえども、信仰の炎が弱くなるものなのだと、
人間臭さが描写されており、勉強になりました。


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----以下、ネタバレ

なんとミハイル・ブラウン司教は、ナチス高官だったハインリヒ・ミュラーだった。
そして、彼の任務は、ヒトラーの血統を蘇らせ、メシアとして育てることだった。

なんとまぁ、壮大なネタだった。

シスターに宿った子はどうなるだろうと気になったが、
単に遺伝情報だけなので、バチカンは放置することにした。

実際、シスターは父親の正体を知らないので、
子どもは、何も知らずに育つでしょう。

スケールの大きい話は、少々無理があろうが、楽しめたらいいのです。

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未知への飛行 [映画]

(1964米)米ソ核戦争を描いた作品。
最後まで緊張感を持続させた監督の力量に脱帽せざるを得ない。

コンピュータの故障により、誤って水爆搭載爆撃機にモスクワ攻撃命令が下った。

帰還可能ポイント=フェイル・セイフを超える前に対処しなければならない。

大統領は、通訳と別室でソ連と交信を開始した。
その演技の緊迫感は、同じ部屋にいるかの錯覚を覚える程だった。

ソ連の首都モスクワに500万人規模の死者がでることになる。
全面核戦争にならないために、大統領はあらゆる手段を講じなければならなかった。

監督は、この作品で核戦争の「現実」を伝えることが使命だと捉えたのでしょう。
傑作でした。





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----以下ネタバレ

エンディングが衝撃でした。
今まで見た映画は、滅ぶ寸前に、誰かが止めるという作品ばかりだった。

それが、「ピー」だった。
爆発の映像や音、生き残った者の悲鳴など、一切なし。

その高音の「ピー」が、残酷でした。

極度の政治的決断を描いていたが、
ニューヨークと相殺させた。米ソ双方の所持する核兵器での全面戦争ではなく
1発だけで被害を最小限に抑えることが、自国民を最大限に守ることだった。

恐らく、撮影日数1日で、ほぼ人件費のみの低予算なのでしょうが、
監督の力量というものに敬意を示したくなった作品でした。



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バチカン奇跡調査官 3. 「神々の秘密と666の獣」

(2017日)セント・ロザリオ教会で、4人目の殺人事件となった。

主人公の2人は、バチカンから派遣された調査官。
事件の解明にあらゆる手段を用いる。

フィクションとはいえ、ここまでカトリックの暗部を描写するのに驚く。


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----以下、ネタバレ

初代校長のミハイル・ブラウン司教の部屋に入ると、
ミイラとして保存されていた。
その部屋に、悪魔の割符の片方が見つかり、
「ハインリッヒ」となった。

で、その意味を調べるのに、バチカン銀行の極秘顧客リストをハッキングするのに、
バチカン情報局の友人を頼る。

ハインリッヒ福祉法人の闇取引があったことが分かる。

そこまでするのは、列聖省長官の「膿を出す」という強い意向があると主人公は読んだ。
そして、ブラウン司教はナチス関係者だった。

参ったですね。
面白いじゃないですか。

陰陽師や妖怪に強い関心があって作品としていたが、
ある時、カトリックやバチカンに興味を抱いて調べまくった。
聖書も読み、そして小説にした。

ダークなネタのオンパレード。

笑ってしまいました。
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プラネテス PHASE-03 帰還軌道

(2003日)職場である宇宙ステーションにも、様々な職種があった。
特に、デブリ(宇宙ゴミ)回収作業は内勤とは違い、死と隣り合わせだった。
よって、作業員は毎年、「遺言書」を書かされた。

また、生命保険の勧誘もあった。

ある時、宇宙葬で葬られたカプセルが地球に戻ってきた。
その処置が問題となった。

今回は、「死」がテーマだった。

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----以下、ネタバレ

確かに、うざい。
声が高く、大声で、しかも早いのが、やや気になりますね。

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バチカン奇跡調査官 2. 「存在のかぎりなき不安」

(2017日)セント・ロザリオ教会での連続殺人事件。
死体を切り刻んでいた。

そこは、まさに、神と悪魔が対決するかのような現場だった。



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----以下、ネタバレ

1人目の死人がでても、教会は警察には言わなかった。
更に2人が殺されて、教会は警察に届けることを決断した。

1人なら病死にすることも可能だからだろうか。
相撲協会に通じる問題でしたね。

この作品はフィクションですが。
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鋼の錬金術師 3. おかあさん……

(2004日)主人公の兄弟が身体を失った原因は「人体錬成」だったが、
動機が不純だった訳でなかった。

弟は全身、兄は手足を片方失う。

その経緯の約22分。

この回で、「国家錬金術師」なる職業が登場する。

今後の展開にあたり、重要な原体験の回でした。


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バチカン奇跡調査官 1. 「主の支えによりて我は目覚める」

(2017日)藤木稟原作の小説が漫画化されアニメ化される。

バチカンの2人の神父が世界中の「奇跡」を調査する。

キリスト教の予備知識が少々あった私でもテンポが速く、
何度か止めて、用語を調べては再生の繰り返しでした。


第1話は、私は面白かったのですが、今後は分かりません。
原作者の藤木氏が、陰陽師や妖怪も扱われているなど守備範囲が広い。
それが、単に宗教やスピ大好きというだけなら、残念な結果となるでしょう。

が、カトリックやキリスト教の常識として知っておくべきことが、
散りばめられているので、私は大満足でした。

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