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風よあらしよ (3)

(2022日)



1923年(大正12)9月1日の関東大震災があり、16日に大杉栄と伊藤野枝、甥の6歳の男の子が、憲兵隊に連れていかれ殺された。
「甘粕事件」と呼ばれるが全貌を知ることはできないのでしょう。
甘粕が懲役となり出所後、夫婦で渡仏後、満州に向かい活躍する。
独断での犯行なら軍に大迷惑をかけた愚か者として消えたのでしょうが、
誰かを庇ったのやもしれません。

深層は分かりませんが、内務省の後藤新平にとっては通じていた人間が軍に勝手に殺されたことになり、この件も含めて軍を一番信用していないのは警察という文章をどこかで読んだ記憶がある。
また、現代ではフェミニズムが10兆円の産業にもなっているというが、
反対の考え、嫌いな主義であっても、殺していったら国民の萎縮と国家の衰退になるのでしょう。




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NHKオンデマンド 風よあらしよ





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