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華の乱 [映画]

(1988日)


与謝野晶子を主人公として明治末から大正を描く。
歌の師だった与謝野寛と結婚し11人の子を育てる。夫も養うこととなった。
推してくれる人がいて晶子は反対するが寛は衆院選挙に出馬する。が落選となる。

ある時、有島武郎と出会い、その繋がりで大杉栄や伊藤野枝と知り合う。
大杉は無政府主義者で警察に尾行されていた。

有島と晶子に恋愛感情が芽生える。それが面白くない波多野秋子だった。
島村抱月の死に間に合わなかった松井須磨子が半狂乱となる。

晶子と有島武郎の関係はフィクションだろうとは思うのですが、
書簡からは恋愛感情が読み取れるようです。

隠れた名作なのでしょう。
面白くするために、鉄幹を完全プータローにしたりと少し工夫してますが、
描いていない大杉と神近市子や後藤新平との関係などは、尺がある以上仕方ないのでしょう。








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