青天を衝(つ)け (35)「栄一、もてなす」
(2021日)
明治12年(1879)7月に米国前大統領グラント夫妻が来日することとなった。
3か月前から、喜作、大倉喜八郎、栄一、福地源一郎、益田孝は案を出し合った。
夫人も共にもてなすとのことで千代と喜作の妻よしは大隈邸に挨拶に行った。
大隈綾子に井上武子、益田栄子、大倉喜八郎の妻徳子を紹介させる。
井上馨や益田孝は大蔵省時代からの長い付き合いだが、プライベートは別のようだ。
代議制もなくまだまだ物騒な時代、栄一たちの派手な話は面白いはずがなかった。
岩崎弥太郎は星条旗が好きだった。
グラントが来た。
大層に出迎えた。
私人宅に迎えることが慣わしとのことで、栄一宅に迎えた。
子どもたちが歌で歓迎し、夫妻は喜んだ。
豪華な食事ばかりでは心に残らないと知っていた栄一は千代に語った。
千代とよしは郷土料理の煮ぼうとうを出した。
グラント夫人は喜び、ヌードルを教えてくれた。
相撲も披露し、喜んだグラントは栄一と組み合った。
やや先にグラントが地についたと思われたが、
伊藤には「引き分け」に見えた。
NHKオンデマンド 青天を衝(つ)け
2か月の滞在も終わる。
その頃、岩崎は大隈に北海道を任せてくれるよう頼んだ。
年100万で10年投資しようが成果となっていないことを知り、
三菱に任せれば宝となると語る。
が、大隈岩崎蜜月時代を冷ややかに見ている者もいた。
明治12年(1879)7月に米国前大統領グラント夫妻が来日することとなった。
3か月前から、喜作、大倉喜八郎、栄一、福地源一郎、益田孝は案を出し合った。
夫人も共にもてなすとのことで千代と喜作の妻よしは大隈邸に挨拶に行った。
大隈綾子に井上武子、益田栄子、大倉喜八郎の妻徳子を紹介させる。
井上馨や益田孝は大蔵省時代からの長い付き合いだが、プライベートは別のようだ。
代議制もなくまだまだ物騒な時代、栄一たちの派手な話は面白いはずがなかった。
岩崎弥太郎は星条旗が好きだった。
グラントが来た。
大層に出迎えた。
私人宅に迎えることが慣わしとのことで、栄一宅に迎えた。
子どもたちが歌で歓迎し、夫妻は喜んだ。
豪華な食事ばかりでは心に残らないと知っていた栄一は千代に語った。
千代とよしは郷土料理の煮ぼうとうを出した。
グラント夫人は喜び、ヌードルを教えてくれた。
相撲も披露し、喜んだグラントは栄一と組み合った。
やや先にグラントが地についたと思われたが、
伊藤には「引き分け」に見えた。
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2か月の滞在も終わる。
その頃、岩崎は大隈に北海道を任せてくれるよう頼んだ。
年100万で10年投資しようが成果となっていないことを知り、
三菱に任せれば宝となると語る。
が、大隈岩崎蜜月時代を冷ややかに見ている者もいた。
2021-11-15 00:00
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