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津崎良典 デカルトの著作に学ぶ [講義等]

(2018日)



津崎良典
筑波大学人文社会系准教授


(1)『世界論』『方法序説』
(2)『省察』『哲学原理』『情念論』


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10mTV 津崎良典 デカルトの著作に学ぶ


4年費やした『世界論』の公刊を諦めたのは前年の1633年にガリレオが有罪になったからだった。

よって大丈夫と判断した部分を『屈折工学』『気象学』『幾何学』の科学論文にして序文を付して『方法序説』とした。
オランダで匿名とし、ラテン語でなくフランス語を使い読み易くしたようだ。

当時は、何を書くかだけでなく、どう書くかと神経を使っており、
迫害を避けなければならない緊張感があったという。

またデカルトは感情を6つとその組み合わせとする。
驚き、愛と憎しみ、欲望、喜びと悲しみ、だという。

デカルトの残した手紙730通の全訳はイタリアと日本だけだそうだ。





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