英雄たちの選択 「戦国最大の山岳戦・三増峠の戦い～北条氏康ＶＳ．武田信玄～」

(2021日）

甲相駿三国同盟が天文23年（1554）だが、永禄3年（1560）に桶狭間で今川義元が他界。
しばらく同盟関係は続くが、永禄11年(1568)に信玄の駿河侵攻。
姫を送っていた北条がキレ、北条上杉の同盟となる。
そこで信玄が対北条戦に舵を切るが、北条の支城の守りは固く、
小田原から撤退するところ、北条にとって絶好のチャンスだったが、
三増峠の戦いで氏照、氏邦は若気の至りをしでかした。
もっとも、父氏康も追撃の間合いを考えていなかった。

この戦闘では武田の勝利となるも略奪品を置いていったのは、
北条を潰せない以上、大局的には北条との同盟関係の回復は望ましく、
信玄と氏康の残り時間が少ない中、次世代のことを考えて、
遺恨を残さないためだったのやもしれません。




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