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本村凌二 独裁の世界史~ヴェネツィア編 [講義等]

(2019日)



本村凌二
東京大学名誉教授/文学博士

※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)


(1)ヴェネツィアの成立
(2)小さな国の発明と工夫
(3)世襲制は必要か否か
(4)日本がヴェネツィアに学ぶべきこと



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10mTV 本村凌二 独裁の世界史~ヴェネツィア編


5世紀から19世紀ナポレオンまで共和制が続いたという。
ローマ帝国衰退期にゲルマン諸族の難を避けるためにラグーナに移住したことから始まったようだ。
狭い領域を少しずつ増やしたようだ。

地中海を拠点とした三角貿易で外国術が磨かれ、
十字軍への投資により一時はコンスタンチノープルを占領したそうだ。

複式簿記と銀行が作られ、預けた所と違う支店で引き出すことができたという。
政治は、初期は直接民主制だったが、野心家を排除するため、
くじと直接選挙を繰り返すシステムを考案した。

ローマでは元老院が皇帝を「ご主人様」と呼ぶようになったが、
ヤコポ・ティエポロは3代続くと言う理由でヴェネツィアを離れたという。

小さな国だったが自分たちの特性を分かった上で運営し続けたということでした。






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