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第三の男(字幕版) [映画]

(1949英米)

第二次大戦後のウィーンは米英仏ソによる四分割統治下にあり、
闇取引が横行していた。

友人のハリーに呼ばれアメリカから西部劇作家が到着するも、
ハリーは事故死となる。

葬儀に来た女性から話を聞こうとする主人公。


49年に作られた作品で、悪であれ自分を助けてくれた恩人であったり、
が、とんでもない悪でったり、戦後のリアリティーに釘付けになりました。

よく耳にするタイトルと音楽であり、名作なので、
私としては鑑賞してよかったですね。


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第三の男(字幕版)

----ネタバレ


チェコ人はソ連に送られるとのことで偽造旅券を用意したのは人助けだった。
が、病院からペニシリンを盗んで薄めて売っていた。

そのハリーが生きていた。
自分を死んだことにして生きるということは、何でもするということなのでしょう。

何らかの大義を実行するという目的があれば別だが、
無い以上、闇に生き罪を重ね続ける存在なので、
ラストのように友人として殺してあげるべきなのでしょう。





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