山内昌之 関ケ原の戦い～勝者と敗者を分けたもの

(2020日）


山内昌之
東京大学名誉教授／歴史学者／武蔵野大学国際総合研究所特任教授



（1）家康勝利の功労者とその遺言
（2）黒田長政の知略



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長政は遺言で、関ケ原の戦いで、自分の毛利・吉川・小早川への働きかけがなければ、東軍の勝利はなかったと、代々伝えていたようだ。

関ケ原が1日で終わらず長引いていれば、九州を平らげた官兵衛が天下を取っていたと、
父に呆れられた長政の無念の文書やもしれません。

とはいえ、徳川への貸しという歴史は記録して伝えておくべきで、
これで歴史上の人物の本音が見えてくるのは面白い限りです。