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渡邉義浩 関羽の「義」と現代中国の関係 [講義等]

(2022日)



渡邉義浩
早稲田大学文学学術院 教授


(1)武と義
(2)国家祭祀と山西商人
(3)華人ネットワーク



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10mTV 渡邉義浩 関羽の「義」と現代中国の関係


史実として関羽は、曹操に捕まり顔良文醜を斬り義理を返して、忠により主君劉備に戻る。
その後、曹操を捕まえるも逃がし、孫権に斬られ首が魏に届けられ丁重に葬られる。

それが『三国志演義』も無い唐の時代に最初に天台宗玉泉寺で神とされる。
宋代で国家鎮護のために称号を贈られる。

元代で山西商人が関帝廟を祀り清代では4万か所になったという。
「武神」から「財神」となったが、「利他の義」の信仰が特筆だった。
山西商人の銀行のたたみ方は感銘の記憶となるのでしょう。






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