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柿埜真吾 日本人が知らない自由主義の歴史~前編 5-7 (全7話) [講義等]

(2022日)


柿埜真吾
経済学者/思想史家


※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)


(5)ニューリベラリズムの台頭
(6)日本とアメリカのニューリベラリズム
(7)現代リベラリズム


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10mtv 柿埜真吾 日本人が知らない自由主義の歴史~前編


イギリスでニューリベラリズムという言葉が使われはじめる。
それまでのリベラリズムが「侵害されない権利」消極的自由を求めたのに対し、
民主主義の下で「大きな政府」で自由と幸福を実現するとしたようだ。
これは1870年代からの金本位制での貨幣の不足による不況が古典的な自由主義の没落を促進し、第1次大戦と大恐慌で決定的となる。
その他、ケインズの主張、イギリスの自由民主党誕生、アメリカでのプログレッシブからリベラルの経緯、第3の道といった解説を分かりやすく提供してくださった。
私にとっては何度も停止し都度読み直した貴重な学びでした。



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