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島田晴雄 半導体から見る明日の世界 7-9 (全12話) [講義等]

(2023日)


島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授/テンミニッツTV副座長


(7)世界の半導体を支える日本の技術力
(8)日米半導体戦争の歴史と教訓
(9)日米協力の強化とTSMCの日本誘致


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10mtv 島田晴雄 半導体から見る明日の世界


現在3ナノが最先端でTSMCが作れるようになったが、
ムーアの法則から考えても、そろそろ限界を超えており、
そこで科学者が考えたのが高層ビル化だった。
チップができた後工程で作るので、接薬剤や電流が流れるようにする薬品が必要になってくるが、ここでは日本が圧倒的に強いという。

1980年代後半に半導体戦争となり日米半導体協定を作らされ、「プラザ合意」を経て
日本の腰骨が折られたという。
また、技術は素晴らしくとも、日本の「垂直統合」思考や戦略が残念だった。

が今日、アメリカの半導体戦略に協力することになったようだ。
驚くべきスピードでNEDOから4760億の補助金でTSMC誘致に繋がったようだ。
が、自動車などの28ナノの中級品であり、日本で不足する訳ではないという。





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