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小和田哲男 戦国武将の経済学 [講義等]

(2019日)

小和田哲男
静岡大学名誉教授/文学博士
日本中世史、特に戦国時代史

※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)


(1)織田信長の経済政策
(2)織田信長と九州大名の南蛮貿易
(3)豊臣秀吉の経済政策
(4)徳川家康の経済政策


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10mTV 小和田哲男 戦国武将の経済学


江戸時代は徳川一強の長期政権となったのは、室町で山名が6分の1だったが、
加賀の前田家で100万石で、徳川は400万、全国1800。
島津や伊達の60万では、どうしようもなかった。

加藤清正が自前の船で南蛮貿易をしたかったが、江戸初期で幕府は貿易利権を独占した。石見、出雲の銀山、佐渡の金山なども大久保長安に管理させた。

秀吉が他界し、大坂城に蓄えられた財貨を放出させるために、
家康が寺社に散在させて、豊臣の血は絶えたようだ。
淀殿や秀頼、その子たちの血の犠牲の上の献金を頂いた神社仏閣は
供養や鎮魂を毎年秀頼の命日にでもなされてもいいと思うのですが、
半数位あれば、日本宗教もまんざら捨てたものではないのでしょう。
神仏に寄付して見捨てられた絶望感での最期は無念としか言いようがありません。

余談となりましたが、今回の経済政策は勝った負けたの次元とは別の面白さでした。







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