舟を編む #6 共振

(2016日)

日本初の辞書が明治24年(1891)に大槻文彦が自費出版したそうだ。
1冊を作るのに明治8年に命令されて16年かけている。

アニメで馬締が語っていたように大槻の辞書には想いが込められており、
人は「業」により突き動かされるのやもしれません。


#6　共振

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真山仁 真山仁の小説論

(2019日）


真山仁
小説家


（1）想像力と技術の不足
（2）不条理とどう向き合うか
（3）小説家の役割



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小説家は細かく書きたがるのが業だが、削ぎ落し読者に想像させなければならないようだ。
泣かせるのは簡単だが、書き手の腕としては薄い積み重ねで、コーヒーを飲むだけで泣かせるそうだ。

氏の小説にモデルがいるわけではないそうだ。2007年『ハゲタカ』の鷲津は架空だったようだ。

小説の面白さは、不条理とどう向き合うかについて想像力を喚起させるところだという。
少しは小説家視点での教養を得ることができたと刺激を喜びたいですね。

巌窟王 第二十幕

(2004日)


フランツからの遺書を受け取った。
アルベールの父親の昔の所業が暴露され、家族もろとも立場を失い、
復讐者の伯爵に決闘を申し込んだ。
が、フランツが身代わりになり死に、自分が助かった。
フランツは「恨むな」と言う。
素晴らしい友情だった。


第二十幕　「さよなら、ユージェニー」

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青天を衝（つ）け （４）「栄一、怒る」

(2021日）


嘉永6年（1853）、ペリーが来航し情勢認識に長けていた一橋慶喜は、
父斉昭の期待を無視し将軍職に関心がなかった。
斉昭は息子の側に置くべき人間として藤田東湖の勧めで平岡円四郎を付けた。




平岡が一橋家へ挨拶に行く。小姓ということで食事の用意も含んでいた。
動かない平岡に、家老の中根長十郎が催促する。
平岡の無作法が天然だと知った慶喜は自ら教えてやり感動させる。




当時、慶喜が16、平岡が31の頃だった。




その頃、血洗島では収穫慰労会が行われ、渋沢栄一が14にして仕切った。
権兵衛を上座に座らせ、良質の藍葉だったことで「大関」とした。




番付にした。




昨年まで上座を独占していた角兵衛が前頭となり激怒かと思われた。
が、面白いじゃないか、と来年の大関を予告。盛り上がり、
栄一の能力主義の導入が成功した貴重な体験だった（のでしょう）。
栄一は、阿波の藍玉に勝つことが当面の目標だった。




年が明け、ペリーの再来航となった。
空砲に井伊直弼は怯み即刻の開国を老中首座阿部正弘に迫るが、
斉昭は、断固反対ではなく、原理的に反対の立場で、
あまりにも素早く開国することに叱ったのやもしれません。




3月3日の和親条約を知り、尾高惇忠がキレる。




母のやへと妻のきせが驚く。




岡部藩から500両要求され、即答を避け後日返事すると主張するが、
そういう眠たいことが通るはずがなく、隣にいた伯父さんに強制的に頭を下げさせられた。




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父に「泣く子と地頭」と諭され、納める。

山内昌之 技術と民生から見た明治維新

(2019日）


山内昌之
東京大学名誉教授／歴史学者／武蔵野大学国際総合研究所特任教授


(1) 遠藤謹助
(2）山尾庸三
(3) 井上勝
(4) 北垣国道
(5) 田辺朔郎



10mTV　山内昌之　技術と民生から見た明治維新


元治元年（1864）4月に長州ファイブの2人井上馨と伊藤博文が帰国する。
残った3人の活躍を追う。
遠藤は造幣、山尾は工学、井上勝は鉄道を学ぶ。

北垣と田辺は琵琶湖の水を京都に引くコンビで、北海道でも共にする。

現在に至る基盤を作ったまぎれもない先人に感銘を受けるばかりです。

藤井達人 フィンテックがもたらす金融革新

(2017日）


藤井達人
日本マイクロソフト株式会社　エンタープライズ事業本部　業務執行役員 金融イノベーション本部長



（1）フィンテックの概念
（2）仮想通貨の仕組み
（3）ブロックチェーン



10mTV　藤井達人　フィンテックがもたらす金融革新



カタカナのオンパレードであり、アナログな私には眩しすぎる用語ばかりだった。

2017年10月収録の情報だが、私にとっては、どういう単語が使われているのか、とりあえず知るという目的には有意義な映像でございました。

金融機関がデジタル世界でGAFAのような巨大プレーヤーに競争を迫られているといったことや、金融サービスの簡単な歴史、仮想通貨の仕組みなど、
とりあえず、目と耳で流したことで満足することといたします。

英雄たちの選択 「心の壁を打ち破れ！ 上杉鷹山 財政再建への鍵」

(2021日）


代表的日本人たる鷹山を昔読んだ時は涙ものでした。
今回は、彼のバックボーンや上級武士団「侍組」との詳細を知り、
つくづく大変でございました、と頭が下がるばかりです。



NHKオンデマンド　英雄たちの選択

舟を編む #5 揺蕩う

(2016日)


派手に外部に執筆依頼をしていた西岡が宣伝部へ異動となった。
また、『大渡海』続行の条件に別の辞書の改訂もだった。

また、辞書は出版社の顔だと言う。
そういう業界なのだと知る。


#5　揺蕩う

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対談 | 谷口和弘／神藏孝之 海外M＆A成功の条件

(2019日）


谷口和弘
慶應義塾大学商学部教授
南開大学中国コーポレート・ガバナンス研究院招聘教授


神藏孝之
松下幸之助記念志財団専務理事
松下政経塾副塾長／テンミニッツTV論説主幹


（1）サントリーのビーム買収に学ぶ
（2）慧眼、準備、そして猛獣
（3）不可欠な「情」「理」「伝統」
（4）日本におけるM&Aの歴史
（5）なぜ戦略性が育たないのか




10mTV　対談 | 谷口和弘／神藏孝之　海外M＆A成功の条件


「Ｍ＆Ａ」という高級言語とは無縁に過ごしてきましたが、
『半沢直樹』に影響され視聴する。

カタカナが多いことが気になるのは、時代についていけてないのでしょう。

サントリーとビームの件で、会長が猛獣を社長に据える話は面白かったですね。

はじめ、難しくて最後まで無理かと不安もありましたが、
何度も言葉を調べて、どうにか最後まで聞く。
教科書では読めない日本経済なのでしょう。啓発されました。

巌窟王 第十九幕

(2004日)


長い夢でした。目を覚ますと謎の男性がいた。
が、どうやら一度登場してたようだ。
16で車の運転は危険でしょう。



第十九幕　「たとえ、僕が僕でなくなったとしても」

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