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曽根泰教 平成という時代を考える [講義等]

(2019日)



曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授/テンミニッツTV副座長


(1)政治改革の30年史
(2)「失われた20年」と政治家


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10mTV 曽根泰教 平成という時代を考える


昭和天皇が崩御されたのが昭和64年(1989)1月7日であり、竹下内閣の小渕官房長官が「平成」と国民に知らせることで始まったと記憶する。
折しも、リクルート事件により政治改革が求められ、消費税を導入した竹下政権だったが、その年、宇野、海部内閣と変遷する。
93年の宮沢内閣で不信任案が可決され、細川連立政権で翌94年に小選挙区比例代表並立制と政党助成法が成立し、羽田内閣を経、自社さ連立政権となる。

確か、95年に選挙が行われ社会党が激減し、河野氏から橋本総裁となり96年1月に橋本内閣となり、1府12省庁再編で減るが巨大官庁となり、大蔵省は金融部門が外れ財務省となったと記憶する。その副作用として増税原理主義が蔓延ったのやもしれません。
また、内閣人事局ができて忖度が発生したようだ。
そして内閣の機能強化が図られ、グリップが効き、2003年に小泉内閣でマニフェストが採用されたという。

不良債権の問題では実態を掴みきれてなく20兆と見積りを誤り問題を先送りしてきた。
GAFAのような新しいビジネスに打って出ることができなかったのが平成の経済のようだ。








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