SSブログ

どうする家康 (47)乱世の亡霊

(2023日)


淀への説得に初や北政所が動いていたのは、かつての大河で見たような記憶があります。
江が大坂城に入ったこと、家康の直筆、フィクションがどこからどこまでなのか、
私には分かりかねますが、秀頼が自分自身の決断で戦う描写は見事でした。
茶々の幼少期、母から聞かされ家康が憧れの存在だったことまで、これまでの伏線が繋がり、
さすが「大河」であり、また昼メロを見た満腹感も得られたような充実した回でした。

脚本家は、最新の研究動向も学びながらドラマを面白くする工夫も考え、
最終的に主人公を評価する形で終わらせる仕事なのでしょうが、
前近代の亡霊になったつもりで書き続けられたのでしょう。ご苦労お察しいたします。


dousuru4701.jpg
NHKオンデマンド どうする家康





コメント(0) 

Suburræternaー不滅の暗黒街ー 1-2

(2023伊)


スパディーノが母の葬儀のためローマに戻る。
元妻アンジェリカが母を殺したと知っても、アンジェリカの再婚相手の親を20年前に殺害していた過去があり、その復讐であることも見通していた。

チナーリャたちが襲撃されマフィアのハダリが死ぬ。ハダリ亡きチナーリャの力は低下し、子どもを殺害した妻の実家に預ける。
共通の敵であることでチナーリャはスパディーノに会いに行き、アナクレッティ家が押さえられると教えてあげ組もうとするも、信用できないチナーリャを拒否する。

昨日まで闘犬の飼育をしていたが、突然にアンジェリカを妻とするルシアニが
ローマでの麻薬販売を仕切るべく交渉を始めていく。


2. 前進
Suburra402.jpg
Netflix Suburræterna -不滅の暗黒街- Season1









コメント(0) 

大河ドラマ 黄金の日日 第12話 叡山焼打

(1978日)


堺で、助左が助けた女性を灯台守のお仙の元で匿った。


ogon121.jpg

近くで今井家の女中の梢が宗久の部屋で書き写した大筒の図面を男に手渡した。
なんと、服部半蔵だった。
半蔵は情勢を梢に話す。叡山ふもとの坂本城に織田勢が終結しており、
また、家康は対武田に備えているとのことだった。


ogon122.jpg

ねねは助左が仕える今井家を訪ねた。
美緒が応対するが、壁の聖母子像にねねは魅入った。
栗原小巻さんは、ソ連の映画界と交流が深く人気があったという。


ogon123.jpg

ねねを坂本まで送ることになり、善住坊から友人に叡山に入れてもらうよう話してくれと頼まれる。


ogon125.jpg
NHKオンデマンド 黄金の日日


善住坊のことを話すと友人は快く応じてくれたが、
その日、信長による叡山焼き討ちとなった。
幸い、助左は蜂須賀小六に助けられることとなった。

コメント(0) 

英雄たちの選択 時代をひらいた博物大名たち [歴史動画]

(2023日)


高松藩主の松平頼恭が「衆鱗図」という723点の魚類の図鑑を作ったという。
また、堀田正敦は特に鳥類と家譜への拘りがあった。
数多く調べて記録する。当時を知る貴重な歴史的史料なのでしょう。



eiyu2312071.jpg
NHKオンデマンド 英雄たちの選択





<参考>


衆鱗図 香川県


観文禽譜(稿本)・禽譜(稿本) 宮城県


寛政重修諸家譜 国立公文書館






コメント(0) 

納富信留 哲学の役割と近代日本の挑戦 4-6 (全6話) [講義等]

(2023日)


納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

※インタビュアー:神藏孝之(テンミニッツTV論説主幹)


(4)ケンブリッジが「世界の中心」?
(5)「近代の超克」の時代
(6)歴史を動かす人物と歴史の見方



10mtv_kao.jpg
10mtv 納富信留 哲学の役割と近代日本の挑戦


ケンブリッジでギリシャ哲学を学んでいると、各国の先生が次々に講義をしてくれることもあり、世界の中心と自負できるという。
 
戦前に京都学派を中心にして「近代の超克」、戦後に「ポストモダン」という動きがあったという。デカルト・カント以来の哲学が行き詰り社会全体の構造が問題を抱えているが、
それを哲学から超えていこうと、世界中で真剣になっていたという。

人の分析は、学問では難しく、頭山満にしろ「人の大きさ」がキーワードとなるという。お金を持っている訳ではなく人が信頼して本人の意図を超えて時代が後押しすることがあるという。
この講義でそれぞれの詳細には踏み込まれなかったが、更に学びたくなる刺激ある回でした。




コメント(0) 

ディズニー『三匹の子ぶた』全編~狼なんかこわくない (1933) [短編]

1933年(昭和8年)、初期ディズニーアニメの傑作。
アカデミー賞受賞作品。






小学低学年の頃、見たような記憶がかすかにあります。
絵本かもしれません。
憎たらしい兄に「狼に食われてしまえ」と思うような
小学生ではなかったと思いますね。
純心な少年だったと思います。



コメント(0) 

聖遺物の神秘 ブラジルの聖十字架 [映像-他]

(2023仏)


聖遺物についてのフランスのドキュメンタリー。
今回は「聖十字架」。聖ヘレナが見つけてくれたおかげで木片が各方面へプレゼントされ、現在、厳重に保管されることになったようだ。

リオデジャネイロの大聖堂にもあるが、神父が手に持ち貧民街を歩くと、
ギャングも頭を下げるという。
麻薬や銃が飛び交う危険な町の中で生まれ育った者たちにとって、
十字架とキリスト教コミュニティーは身を護るに不可欠だった。
「聖十字架」が現在の現実に生きる人の命を護っていた。


13.jpg
Netflix 聖遺物の神秘









コメント(0) 

どうする家康 (46)大坂の陣

(2023日)


慶長19年(1614)、方広寺の長い鐘銘文の中に「国家安康」があり、
家康は豊臣方に三択を片桐且元に迫った。
秀頼の江戸への参勤、淀の人質、大坂城退去。

飲めない要求から戦となり滅ぼすことは決めていたのでしょう。
総大将を自ら引き受けたのは、秀忠では千姫がいる大坂城へ大筒での攻撃ができないということもあるが、豊臣家への謀反と一族皆殺し根絶やしという悪行を秀忠に負わせないためだったのでしょう。



dousuru4601.jpg
NHKオンデマンド どうする家康





コメント(0) 

Suburræternaー不滅の暗黒街ー 1-1

(2023伊)


『Suburra -暗黒街-』(2017-2020) 続編。政治家のチナーリャがサムライ亡き後、混沌とした政界の中心人物となったようだ。
ロマのアナクレティー家は長男マンフレディーを次男スパディーノが殺害したが、
ベルリンでDJをしていた。残されたアンジェリカだったが、ルシアニと再婚。
が、彼は闘犬ブリーダーの役割をコミュニティーで与えられるのみで虐げられる。

そのルシアニの弟と妹がナディアの下で働いていたが麻薬を扱わせてもらえず不満を爆発させ、ナディアの事務所を襲撃、ルシアニも参加するが、覆面姿を見られバレバレだった。

何とか折り合いがつくかと思われたが、ルシアニの弟妹はアナクレティー家も襲撃。
現夫ルシアニたちの犯行と知ったアンジェリカは、義母を感謝しながら殺害した。


Suburra401.jpg
Netflix Suburræterna -不滅の暗黒街- Season1









コメント(0) 

大河ドラマ 黄金の日日 第11話 珊瑚珠(さんごじゅ)無情

(1978日)


元亀2年(1571)秋となり、助左たちを乗せた南蛮船が堺へ到着する。


ogon110.jpg

人々が迎える。


ogon111.jpg

オルガンティノも堺の町を歩くことになる。


ogon114.jpg

信長暗殺未遂事件の犯人善住坊は町を歩けないので、
灯台守のお仙に任せることにする。


ogon115.jpg

再会した美緒は喜んでくれたが、兼久に見つかり睨まれることとなる。


ogon117.jpg
NHKオンデマンド 黄金の日日


助左が助けた女性は木下藤吉郎の妻ねねだった。

コメント(0)